§6  関数リファレンス

関数によっては制限/注意事項があります。

『VBA ONLY』表記の関数はVBA専用です。
      ワークシートのセルには記述できません。
      セルに記述すると【#VALUE! 】が返ります。
      ワークシートに対して利用する場合は、シートモジュールから利用して下さい。

『#VALUE!』表記の関数は、パラメータ不正の場合にエラー値(#VALUE!)を返します
      エラー発生の可能性がある(既にエラー判定を済ませたデータ以外等)場合には、
      その関数では必ずVariant型の項目に受け取った後に、エラー値かどうかを判定して
      から結果を利用して下さい。
      (例)Dim vntDate As Variant
              vntDate = kt曜日日付(2000, 4, 5, vbFriday)
              If IsError(vntDate) Then
                  ' 存在しない日付です
              Else
                  ' 正しい日付が得られました
              End If

※『条件付書式』の条件式にアドイン関数は指定できません。kt祝日判定などを使って
    セルに色を付ける等の効果を施す場合は、非表示のダミー列を用意して、そこに
    条件式を記述し、『条件付書式』ではダミー列の結果を参照するようにします。


※ 関数説明の「構文」における、返却値および引数の【型】について
    「構文」項での【型】は、VBAでの定義を基に記載してあります。
    VBAを知らない人は、下記のように読み替えて貰えば充分です。
   Integer 型 / Long 型 ‥‥ 数値(小数なし)
   Single 型 / Double 型 ‥‥ 数値(小数あり)
   String 型 ‥‥ 文字列(日付文字列も、ここに含まれます)
   Date 型 ‥‥ 日付(シリアル値)
   Variant 型 ‥‥ 複数の型の混在(例えば、日付 or 日付文字列)
返却値が[Variant 型]となっている場合は、本来の
返却値の他に【#VALUE!】の返る可能性があります。



【日付チェック関連】

ktIs月
    「1≦月≦12」を判定する関数です。
ktIs日
    「1≦日≦31」を判定する関数です。月・年(オプション)を指定すると、その月に
    応じた月末日で判定します。
ktIs月末日
    指定した日付が『月末日』かどうかを判定する関数です。
kt閏年判定
    指定した年が「閏年」かを判定する関数です。
kt年月    『#VALUE!』
    指定した「日付」または「年&月」から"yyyymm"という文字列を返す関数です。
    月をシフトさせて「当月? 翌月?」といった判定に利用します。

【日付情報関連】

kt元号変換    『#VALUE!』
    年の「西暦⇔和暦」変換を行なう関数です。
kt月末日付    『#VALUE!』
    y年m月の「月末日」をシリアル値で返す関数です。
    分析ツールアドインのEOMONTH に相当する関数です。
kt第n週    『#VALUE!』
    日曜日から始まるカレンダーで、指定の日付が第何週になるのかを調べる関数です。
kt第n曜日    『#VALUE!』
    指定の日付が月の第何?曜日になるのかを調べる関数です。
kt曜日日付    『#VALUE!』
    指定した年月の第何?曜日に当たる日付をシリアル値で求める関数です。
ktPeriodYMD    『#VALUE!』
    日付間の期間を、”y年mヶ月d日”の形式で求める関数です。
ktJR運賃期間    『#VALUE!』
    JRの特急/急行料金を求める為の『繁忙/閑散/通常期』を判定する関数。
kt前年同曜日    『#VALUE!』
    指定日と同月/同曜日位置の日付を返す関数です。
ktDAYS360  『#VALUE!』  
    30日/月、360日/年のルールに基づいた日数計算を行なう関数です。
ktDATEDIF  『#VALUE!』  
    期間から日数・月数などの日付計算を行なう関数です。
ktEraFormat  『#VALUE!』  ( Ver 5.30 〜 )
    新元号「令和」対応で日付編集を行なう関数です。
ktEraCDate  『#VALUE!』  ( Ver 5.30 〜 )
    新元号「令和」対応で日付変換を行なう関数です。
ktEraIsDate     ( Ver 5.30 〜 )
   新元号「令和」対応で日付データの妥当性をチェックする関数です。

【時刻関連】

ktWorkingTime    『#VALUE!』
    始業・終業時刻から、各就業時間帯での実働時間を求める関数です。
    就業時間帯はパラメータで自由にカスタマイズできます。
ktBoundaryTime    『#VALUE!』    
    FLOOR/CEILING関数の代替関数です。
    『小数誤差』を含む時刻の場合でも正しく算出します。
ktCTime    『#VALUE!』    
    時刻シリアル値の小数誤差を取り除きます。
    [24:00]以上の時刻文字列もシリアル値に変換できます。
ktSelClock    『VBA ONLY』    
    アナログ時計風フォームで時刻を入力する関数です。

【祝日関連】

1948年制定の現「祝日法」で定められた『祝日(1949年〜)』に関する関数です。

kt祝日日付    『#VALUE!』
    変動する祝日(成人の日・春分の日など)のシリアル値を求める関数です。
kt祝日判定    『#VALUE!』
    指定した日付が祝日(または振替休日)かどうかを判定する関数です。
kt祝日名取得    『#VALUE!』
    指定した日付が祝日(または振替休日)の場合に、その祝日名を返す関数です。
kt祝日PreMap設定
    祝日判定を高速化する為の『祝日プリマップ』を設定するサブルーチンです。

【営業日計算関連】

下記の関数で利用する『休日マップ』の作成方法は、ここをクリック

kt営業日判定
    指定した日付が「営業日」かを判定する関数です。
kt営業日数    『#VALUE!』
    日付間の「営業日数」を求める関数です。
    分析ツールアドインのNETWORKDAYS に相当する関数です。
kt営業日算出    『#VALUE!』
    ある日付から指定した営業日数後の「営業日」をシリアル値で求める関数です。
    分析ツールアドインのWORKDAY に相当する関数です。
kt月初営業日    『#VALUE!』
    月の「月初営業日」をシリアル値で求める関数です。
kt月末営業日    『#VALUE!』
    月の「月末営業日」をシリアル値で求める関数です。
kt締日算出    『#VALUE!』
    「15日締め」等に対応する「営業日」をシリアル値で求める関数です。

【休日Map情報関連】

下記の関数で利用する『休日マップ』の作成方法は、ここをクリック

ktIs休日Map
    「休日マップデータ」のフォーマットチェックを行なう関数です。
ktIs固定休日
    「固定休日コード」のフォーマットチェックを行なう関数です。
kt休日MapIdGet    『#VALUE!』
    「休日マップデータ」の「Id フィールド」から各種情報を取り出す関数です。
kt休日MapId編集
    「休日マップデータ」のタイムスタンプを返す関数です。
ktIs有効期間
    指定した日付が「休日マップデータ」の範囲内かを判定する関数です。
ktマップ圧縮解凍
    「休日マップデータ」を圧縮・解凍するサブルーチンです。
ktTemp休日Map
    『固定休日コード』を「休日マップデータ」に変換するサブルーチンです。
    VBAで大量の一括処理する場合には、『固定休日コード』では非常にパフォーマンス
    が落ちるので、『固定休日コード』の内容を「休日マップデータ」に変換して処理の高速
    化を図る為のサブルーチンです。
kt固定休日EX    『#VALUE!』    
    『固定休日コード』に任意休日の日付一覧を付加して「休日マップデータ」
    に変換する関数です。
ktMapLinker    『#VALUE!』   
    閉じているブックに用意されている1〜3個の「休日マップ(4(2)年&圧縮)」を
    読み込んで、2〜12年の休日マップ(ノーマル)を展開する関数です。

【カレンダー入力】

下記の関数で利用する『休日マップ』の作成方法は、ここをクリック

ktCalDate    『VBA ONLY』
    カレンダーフォームを使って日付入力を行なう関数です。
ktCalRepeat   
    カレンダーフォームを使って連続して日付入力を行なうサブルーチンです。
ktMultiCal    『VBA ONLY』    
    カレンダーフォームを使って期間日付入力を行なう関数です。
kt暦作成
    1ヶ月分の暦をシート上に作成するサブルーチンです。縦・横・BOX(大)・BOX(小)の
    4種類を指定できます。 
ktPasteCal    
    UserForm上に用意したフレーム内にカレンダーを作りこむサブルーチンです。
kt和風月名    『#VALUE!』    
    1月〜12月に対応した「睦月〜師走」という名前を返す関数です。
kt干支    『#VALUE!』    
    年・月・日の各々の干支(十干/十二支)を求める関数です。
kt旧暦    『#VALUE!』    
    新暦日付に対する旧暦日付と六曜(大安・仏滅‥‥)を求める関数です。
kt六曜検索    『#VALUE!』    
    「次の大安は何日?」といった日付検索をする関数です。
kt節気日付    『#VALUE!』   
    「二十四節気」の日付を求める関数です。
ktCalShape    『ワークシート ONLY』   
    セルに値を返しつつ、そのセル上にShape図形を描画する関数です。
ktCalShape2    『VBA ONLY』  
    ktCalShape関数の描画モジュールです。VBAから利用する場合には、こちらを使います。

【UserForm関連】

kt閉じるボタン
    UserForm の「閉じるボタン(X)」をAPIを使って無効化するサブルーチンです。
ktMsgBox    『VBA ONLY』  
    表示位置/文字色/背景色などを変更できる、MsgBoxの代替関数です。
ktMsgBoxEX    『VBA ONLY』    
    [ktMsgBox]関数を拡張して、行単位でのフォント指定ができる関数です。
ktMsgBoxPromptTypeInit    
    [ktMsgBoxEX]関数の[Prompt]引数を初期化する為のサブルーチンです。
ktSound    
    Wave音を[PlaySound]APIによって再生するサブルーチンです。
ktCellMovePad   
    モーダルフォーム上でアクティブセルを移動させるパッド(ラベル)を実現させる為のサブルーチンです。
ktCell2Position    『#VALUE!』  『VBA ONLY』  ( Ver 4.00 〜 )
    セル 位置を UserForm の表示位置( X & Y ) の値に変換する関数です。
    ktMsgBox / ktMsgBoxEX を アクティブセル などの指定セル位置に表示する為に使用します。

【ブック・シート関連】

ktFolder選択    『VBA ONLY』
    「フォルダー選択ダイアログ」を操作する関数です。
    API回りの処理を関数内に閉じ込めて扱い易くしました。
ktBookAlive    
『VBA ONLY』
    指定の「ブック」が開いているかを判定する関数です。
ktSheetAlive    
『VBA ONLY』
    指定の「シート」が、「ブック」内に存在するかを判定する関数です。
ktCellAddr    
『VBA ONLY』
    文字列が「A1形式」のセルアドレスとして妥当かを判定する関数です。
kt終端    
『ワークシート ONLY』    
    1行または1列の範囲で最終データの行/列番号を求める関数です。
ktColumnChar    
『#VALUE!』    
    列番号と列アドレス文字を相互変換する関数です。

【カラー関連】

ktColorIndexGet    『VBA ONLY』
    Aブックでのカラーパレット番号(N)の「色」がBブックでは何番になるのかを
    調べる関数です。
ktPaletteColorEX
    カラーパレットフォームを使って「色」を選択するサブルーチンです。
ktWebColor2Num   
    HTMLの「色名」に対するRGBを数値で返す関数です。

【プリンター関連】

kt変換ActPRT    『VBA ONLY』
    ※ 現在の Excel バージョン では必要はありません ※
    Excel2000(未SR1)での不具合
          『ActivePrinter 文字列が ”LPTn: の プリンタ名” 形式』
    を回避する為の関数です。”プリンタ名 on LPTn:”形式でのコーディングだけで、全ての
    バージョンでの動作が可能になります。

【文字関連】

kt全角有無
    文字列内に「全角文字」が含まれているかを判定します。
kt文字種変換
    数字・英字・カナの文字種別に全角⇔半角変換する関数です。
kt補正StrConv
    StrConv関数の不具合
        『アポストロフィ(’)・クォーテーション(”)の半角⇒全角変換が不可逆』
    を回避する為の関数です。誤変換された(’)(”)の全角文字を正しい文字に直します。
kt反転    
    指定した文字列の並びを反転します。

【プログレスバー】

ktRunPrgsWait
    「プログレスバー」の起動サブルーチンです。
ktInitPrgsWait
    「プログレスバー」の動作条件を設定するサブルーチンです。
ktDispPrgsWait
    ループ内からCall して「プログレスバー」の表示を更新するサブルーチンです。
    キャンセル入力を受け取る事もできます。



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角田 桂一 Mail:addinbox@h4.dion.ne.jp CopyRight(C) 2001 Allrights Reserved.