『kt関数アドイン』にはEXCELの『分析ツール』に収録されている関数と同様の機能を
提供する関数があります。
(注)『kt関数アドイン』内ではEXCEL『分析ツール』は使用していませんので、
『kt関数アドイン』を利用するに当たり、『分析ツール』をアドインする必要はありません。
『分析ツール』
EDATE(開始日,月)
「開始日」の"月"から「月」数だけ前または後の月の「開始日」の"日"に対応する
シリアル値を返します(暦日ベース)。
シフトした先の月に 「開始日」 の"日"に当たる日付が無い場合は、その月の月末日になります。
2000/6/15の4ヶ月後 → 2000/10/15(日) 2000/6/20 〃 → 2000/10/20(金) 2000/6/30の8ヶ月後 → 2001/ 2/28(水)
『kt関数アドイン』
kt締日算出(休日Map,日付,締日,[月数],[休日前営])
「日付」の"月"から「月数」(省略時、0)だけ前または後の月の「締日(15や20等)」
に対応するシリアル値を返します。ただし、求めた日付が休業日の場合に
前営業日(既定値)を返すか翌営業日を返すか指定できます。
(「休日Map」=【固定休日:なし】の場合は暦日ベース)
シフトした先の「月」に「締日」に当たる日が無い(締日30を指定して2月など)場合は、
その月の月末日(又は、月末営業日)が返ります。
(補) kt月末営業日/kt月初営業日という関数を別に用意してあります。
2000/6/15の4ヶ月後の15日締営業日(土日祝が休日) → 2000/10/13(金) 〃 〃 の20日締 〃 → 2000/10/20(金) 〃 の8ヶ月後 の31日締 〃 → 2001/ 2/28(水)
『分析ツール』
EOMONTH(開始日,月)
「開始日」の"月"から「月」数だけ前または後の月の【月末日】に対応するシリアル値を
返します(暦日ベース)。
『kt関数アドイン』
kt月末日付(日付_年,[月])
指定した年月の【月末日】に対応するシリアル値を返します。第1opだけで
「シリアル値または日付文字列」、第1・2op両方で「年 & 月」といった指定が
出来ます。(暦日ベース)
kt月末営業日(休日Map,日付,[月数])
「日付」の"月"から「月数」(省略時、0)だけ前または後の月の【月末日】に対応
するシリアル値を返します。ただし、求めた日付が休業日の場合は前営業日を
返します。(「休日Map」=【固定休日:なし】の場合は暦日ベース)
kt月初営業日(休日Map,日付,[月数])
「日付」の"月"から「月数」(省略時、0)だけ前または後の月の【月初日】に対応
するシリアル値を返します。ただし、求めた日付が休業日の場合は翌営業日を
返します。(「休日Map」=【固定休日:なし】の場合は暦日ベース)
『分析ツール』
WORKDAY(開始日,日数,[祭日])
WORKDAY.INTL(開始日,日数,[週末], [祭日]) (Excel2010 〜)
「開始日」から営業日ベースで「日数」だけ前または後の日付に対応するシリアル
値を返します。休業日は〔土/日曜〕固定および祭日で指定された日付。
(祭日:祝日の日付を記述した配列定数またはセル範囲)
〔日数=1〕 は「開始日」の翌営業日
〔日数=−1〕は「開始日」の前営業日
〔日数=0〕 は「開始日」の当日(休業日も含む)になります。
『kt関数アドイン』
kt営業日算出(休日Map,日付,日数,[休日前営])
「日付」から営業日ベースで「日数」だけ前または後の日付に対応するシリアル値
を返します。休業日は「休日Map」でいろいろなパターンを指定できます。
〔日数=1〕 は「日付」の翌営業日
〔日数=−1〕は「日付」の前営業日
〔日数=0〕 は「日付」=営業日の場合は当日になります。
「日付」≠営業日の場合は[休日前営(True/False)]
に従って、前営/翌営になります
「休日Map」=【固定休日:なし】の場合は暦日ベースとなり、DateAdd関数(VBA関数)
の"d"指定と同じ機能になります。
『分析ツール』
NETWORKDAYS(開始日,終了日,[祭日])
NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,[週末], [祭日]) (Excel2010 〜)
「開始日」から「終了日」の間の営業日数を返します。休業日は〔土/日曜〕固定
および「祭日」で指定された日付(祭日:祝日の日付を記述した配列定数または
セル範囲)。
〔終了日=開始日〕 の結果は1(開始日が休業日の場合は0)
〔終了日=開始日の翌営〕の結果は2(開始日が休業日の場合は1)
〔終了日=開始日の前営〕の結果は−2(開始日が休業日の場合は−1)になります。
『kt関数アドイン』
kt営業日数(休日Map,日付1,日付2, [休業日数])
「日付1」から「日付2」の間の営業日数を返します。休業日は「休日Map」でいろ
いろなパターンを指定できます。
〔日付2=日付1〕 の結果は1(日付1が休業日の場合は0)
〔日付2=日付1の翌営〕の結果は2(日付1が休業日の場合は1)
〔日付2=日付1の前営〕の結果は−2(日付1が休業日の場合は−1)になります。
オプションパラメータ『休業日数』に【True 】を指定すると、営業日数の代わりに
休業日数を返します。省略時および【False 】指定時は従来通りに営業日数を
返します。
「休日Map」=【固定休日:なし】の場合は暦日ベースとなり、DATEDIF関数
(VBAではDateDiff関数)の"d"指定と同様の機能になりますが、日数の
カウント方法が異なります。
DATEDIFおよび DateDiff関数のカウント方法
〔終了日=開始日〕 の結果は0
〔終了日=開始日の翌日〕の結果は1
〔終了日=開始日の前日〕の結果は−1になります。