§2  登録と削除

    1.動作環境

-- 開発環境 --
Windows10 & Excel 2016 / 2010SP2 / 2007SP3 / 2003SP3

-- 動作環境 --
Windows98SE 以降 , 64bit 可
Excel2000 以降 , 64bit 可


    2.登録作業の前に

 配布ファイルを解凍すると、下記の構成のファイルに展開されます。まず、適当なフォルダに配布ファイル
を解凍して保存してください( 体験ktCalShape.xls は ktCalShape 関数の利用サンプルです)。
  (補) kt関数Addin.xla ( 約 1700 KB ) ,  kt関数Addin.xlam ( 約 950 KB )
        ファイルサイズ に 2 倍以上の違いがあるのは、 xlam の方が ZIP 圧縮されている為です。

配布ファイル構成


ネット から ダウンロードしたファイルは、OS により セキュリティブロックされています
    解凍した上記の各ファイルも セキュリティ ブロック されています。 インストール の前に、
    ファイル の プロパティ ダイアログにて 【ブロックの解除】 を行なって下さい





『kt関数アドイン』をアドイン登録すると、Excel のメニュー内 ( 標準メニュー or リボン )に kt関数の
メニューコマンド
が追加されます。競合を避ける為に「ショートカットキー」は設けていません。



Ver 5.00 以降の配布 ファイル には
      ( a ) 97-2003 形式 の kt関数Addin.xla
      ( b ) 2007 形式 の kt関数Addin.xlam
の 2 つ を収録しています(機能は全く同じですが、Excel 2003 以前では ( b ) の アドイン
ブック は使用できません)。

( @ ) 今回、初めて kt関数アドインを使われる方 (Excel 2007 以降) は、2007 形式の
        kt関数Addin.xlam を インストール した方が良いですが、下記の ( A ) および ( B )
        を考慮した上で決めてください。

( A ) 以前から kt関数アドインを利用されている方は、97-2003 形式の kt関数Addin.xla
        をインストール してください。
        お使いの エクセル が Excel2007 以降であるからといって、xlam の方をインストール
        すると、既に シート に書き込まれている 各種の kt関数が リンクエラー となります。

( B ) kt関数Addin.xla を インストール している PC と、kt関数Addin.xlam を インストール
        している PC の間で、シート に kt関数 を書き込んである ワークブック を 遣り取りする
        と リンクエラー になります。どちらか 一方に 統一して インストール してください。
        97-2003 形式の方 ( .xla ) であれば、Excel 2007以降でも利用できますので、xla に
        統一した方が良いです



--- Ver 5.00 以降での アドイン登録手順の改善について ---
Ver 5.00 では メニュー の作成方法を一新しました。

- Ver 4.00 以前 -
    Excel 2003 以前の メニュー方式である CommandBar を [ Temporary = False ( 常設メニュー) ] で
    作成していました。
    この False タイプの CommandBarExcel 2013 以降で採用された SDI (Single Document Interface )
    の 相性が悪く、CommandBar メニュー を確実に 作成 ( 且つ 全ての Excel ウィンドウ に反映させる ) する
    為には、アドイン登録の際に特定の手順を必要としていました。
        参照 : [ Temporary := False ] メニュー と [ アドイン登録/解除 ] 手順  

- Ver 5.00 -
    xla 版 の メニュー は CommandBar を [ Temporary = True ] で作成するように変更しました。
    これにより、Excel 2013 以降でも、アドイン登録後に 単純に Excel 再起動する だけで 全ての
    Excel ウィンドウ に メニュー が反映されます。
        参照 : [ Temporary := True ] メニュー と [ アドイン登録/解除 ] 手順
    尚、xlam 版は メニュー を リボン UI へと移行しましたので、アドイン登録と同時に全ての Excel
    ウィンドウ に反映されます。


    3.kt関数アドインの登録

(1)ファイルの保存

  ( a ) Ver 4.00 を使っていた方は、まず最初に、下記の 4. kt関数アドインの削除 の手順で、
        kt関数メニューの削除 ならびに 【アドイン登録ダイアログ】のリストからの削除 を行なって
        下さい。

        kt関数Addin.xla から kt関数Addin.xlam切り替えをする場合には、
                ・ 【アドイン登録ダイアログ】のリスト からの削除
                ・ アドイン ファルダから 旧ファイル( kt関数Addin.xla ) の削除
            を確実に行なって下さい。ファイル名が異なるので、『同じ アドイン名 の 全く別物のアドイン』
            として扱われます。

  ( b ) 「kt関数Addin.xla ( または kt関数Addin.xlam )」 をアドインフォルダに保存して下さい。

        kt関数アドイン は 『シート関数 としての利用』 が主体ですので、OFFICE システム アドイン
        フォルダ ( C:\Program Files\ ... 下の Library フォルダ) に保存して下さい。


        この アドインフォルダ であれば、kt関数アドイン を利用する ワークブックを、ワークブック作成時
        とは異なる フォルダ / ドライブ / PC もしくは ネットワーク上 へ移動・コピーさせてもリンクエラー
        とならずに済みます。

        尚、OS/エクセルのバージョンによってフォルダパスは異なります。判らない場合は、下記のマクロ
        を実行して確認して下さい。
            MsgBox Application.LibraryPath

        また、この アドインフォルダ は、Windows Vista 以降ではUAC (ユーザーアカウント制御) 管理下
        のフォルダとなりますので、ファイル を保存する際には、管理者ユーザーにて UACを解除する必要
        があります。

        フォルダパス や 注意事項などの詳細は 「§3 アドインフォルダ 」 で解説しています。


  ( c )  「ktFuncHelp.chm」を「kt関数Addin.xla 」と同じフォルダに保存して下さい。
          ヘルプファイルが、このフォルダに存在しないとメニューから表示できません。


(2)「kt関数Addin.xla」のアドイン登録

EXCELを起動して、[ツール→アドイン]で『kt関数Addin』をチェックして下さい(新規ブックで
行なうようにしてください)。

Excel2007ではアドイン登録の操作が多少異なります。

アドイン登録(1)アドイン登録(2)


※ Excel 2013 以降 での注意事項 ( xla 版のみ ) ※
    アドイン登録と同時に kt関数のメニューが追加されますが、xla 版 では 直ちにメニューが
    表示されません。 これは、メニュー に使っている CommandBar 機能が SDI (Single Document
    Interface ) の影響を受けた為であり、アドイン登録の実施後に エクセル を再起動する事で
    kt関数アドイン の メニュー が表示されます


    Ver 4.00 以前 ( xla 版) では、再起動だけではなく、アドイン登録時の手順にも注意が必要
    したが、Ver 5.00 では CommandBar の作成方法を変えた ( Temporary = True タイプ ) 為、
    「単純に 再起動のみ」 で十分です。

    xlam 版 では、メニュー に リボン を使っている為、再起動しなくても、直ちにメニュータブが表示されます。

( 注 ) 「kt関数Addin.xla/xlam を新バージョンに差し替えても 旧バージョンのままでアップデートできない」
         という場合は FAQ: Q35 を参照してください。


〜〜〜 以上 で kt関数アドイン の登録は完了です。 〜〜〜


( 3 ) VBA から kt関数 を利用する場合の準備
    VBAから利用する場合は、更にBOOKごとにVBE画面の[ツール→参照設定]で
    『kt関数Addin』をチェックする必要があります。
参照設定(1)参照設定(2)

    4.kt関数アドインの削除

(1) kt関数を使用している全てのBOOK について、VBE画面の[ツール→参照設定]
      から『kt関数Addin』のチェックを外します。
 
(2) ワークシート画面の[ツール→アドイン]から『kt関数Addin』のチェックを外します。
      チェックを外すと自動的にメニューバーから「kt関数メニュー」も削除されます。
      ( Excelウィンドウが SDI になった影響で、メニュー変更を Excel全体に反映させるには
       Excel を一旦終了する必要があります)。

 
      アドインを解除する際は、ワークシート上にkt関数が記述されていない事を
          確認した上で行ってください(解除は新規ブックで行なってください)。
 
(3) エクセルを終了して、アドインフォルダから「 kt関数Addin.xla (または kt関数Addin.xlam )」
      と「ktFunc_Help.chm」 を削除します。
 
(4) 「kt関数Addin.xla」を削除した後、エクセルを起動し[ツール→アドイン] で【アドイン登録
      ダイアログ】表示して下さい。リストの中に『kt関数Addin 』が残っていたら、それを選択します。
      そうすると、
            アドイン 'C:¥ ‥‥‥ ¥kt関数Addin.xla' が見つかりません。
            リストから削除しますか?
      という確認ダイアログが表示されますので「はい」を選択します。
      (この操作をするまでは[kt関数Addin.xla]を削除した後であってもリストに残り続けます)

( 注 ) kt関数Addin.xla/xlam を削除してもアドイン登録ダイアログのリストから消えない。」 という
         場合は FAQ: Q35 を参照してください。



    5.「kt関数メニュー」が【表示されない/消えない】場合の対処

何らかの理由により、kt関数アドインのアドイン解除(アドインダイアログでチェックを外す)を
行なった後に、[kt関数メニュー] が残ってしまった場合は下記の方法により、メニューを削除
してください。

    ( a ) 新規ブックだけを開いて、もう一度、kt関数アドインをアドイン登録し、直ぐに
          アドイン解除する(当然、[kt関数Addin.xla]ファイルを再び入れておく必要
          があります)




Home  kt関数 Top  kt関数 Ref  Back Page  Next Page


角田 桂一 Mail:addinbox@h4.dion.ne.jp CopyRight(C) 2001 Allrights Reserved.