(2012/1/6 修正) 出典元HP にある【2099年まで有効】という注意事項を、本ページに記載していませんでしたので追記しました。
二十四節気の内、「春分/秋分」については、
海上保安庁水路部/暦計算研究会 編 『 新こよみ便利帳 』
に記載してある略算式で簡単に求める事ができます。
( 注 ) このページで紹介している略算式 を 「出典:海上保安庁水路部」 と 誤記 しているところがありました。
「水路部の 略算式」 は 上記リンク先で提示している 式 であり、それで計算できるのは 春分日/秋分日 のみです。
このページで紹介している 略算式 の 出典 は 下記サイト(石山さん) ですので間違えないでください。
「立春」など、「春分/秋分」以外の日付も簡単に計算できる略算式を探していたところ、下記のHPで
見つけることができました。
上記HPで紹介されている略算式は下記になります(AddinBoxで引用公開する事に関しては石山さんの了解済)。
Ishiyama's Home Page ( http://i.gmobb.jp/ishiyama/index.htm Cache )
天文関係/天文メモ ( http://i.gmobb.jp/ishiyama/waah/memo.htm#calender Cache )
(2011/3/18 石山さんのHPのURLが変更されましたので、上記リンクを修正しました。)
(2015/8/8 リンク が切れていましたので、 Internet Archive の キャッシュ を併記しました。)
[日] = INT(D + (A × (Y - 1900)) - INT((Y - 1900) ÷ 4))
・[日]には、7とか21といった、日付の[Day]部分が求まります。
・Y には、求める年の西暦年を入れますが、1〜2月になる節気(小寒・大寒・立春・雨水)の
場合には、「求める年 - 1]を指定します。その他では「求める年」そのものを指定して下さい。
・D および A の値は下表を参照して下さい(二十四節気によって異なります)。
・この式は2099年まで有効です。
(『2100年 が 閏年ではない (100年ごとの除外条件)』 という事への補正が組み込まれていません)
尚、上記HPにて「精度は0.03日(約43分)程度なので、日付の境界付近については注意」と
記載されていますが、実際に『エクセルおよびVBA(倍精度)』にて計算し、「新こよみ便利帳」
記載値と比較したところ、日付境界付近で10件のズレが現われました。
下表の[D]値は、そのズレを修正する補正を加えた後の値なので、上記HP記載値とは異なっ
ています(補正量は下表参照)。
(2013/1/30 追記) 64bit 環境 (Windows8 [x64] , Excel2010 [x64] , Excel2013 [x64] ) における演算精度で
『D値の補正量』 の妥当性を検証した結果、下表の値で問題が無い事を確認しました。
(算出例) 2000年の大寒/立秋の日付を求める(大寒では[年−1]で指定する)
[日] = INT(D + (A × (Y - 1900)) - INT((Y - 1900) ÷ 4))
[ 出典: Ishiyama's Home Page/天文関係/天文メモ ( Cache ) , この式は2099年まで有効です。 ]「月」 二十四節気 【 D 】 【 A 】 HP記載[D]値からの補正量 備 考 1月 小寒 6.3811 0.242778 +0.0046 年は[-1] 大寒 21.1046 0.242765 +0.0019 年は[-1] 2月 立春 4.8693 0.242713 年は[-1] 雨水 19.7062 0.242627 年は[-1] 3月 啓蟄 6.3968 0.242512 春分 21.4471 0.242377 4月 清明 5.6280 0.242231 +0.0023 穀雨 20.9375 0.242083 5月 立夏 6.3771 0.241945 小満 21.9300 0.241825 6月 芒種 6.5733 0.241731 夏至 22.2747 0.241669 -0.0029 7月 小暑 8.0091 0.241642 大暑 23.7317 0.241654 8月 立秋 8.4102 0.241703 処暑 24.0125 0.241786 9月 白露 8.5186 0.241898 +0.0066 秋分 23.8896 0.242032 10月 寒露 9.1414 0.242179 +0.0061 霜降 24.2487 0.242328 +0.0003 11月 立冬 8.2396 0.242469 +0.0023 小雪 23.1189 0.242592 12月 大雪 7.9152 0.242689 -0.0014 冬至 22.6587 0.242752 ※ この表で算出される結果については、『新こよみ便利帳』に記載されている値と[1950〜2050年]の
範囲において一致している事を確認してあります(by 角田 [ 検証ブック(16KB) ] )。
[ 春分日の移り変わり / 秋分日の移り変わり (検証ブックより) ]
(補) 新こよみ便利帳 には 2050年までのデータしか掲載されていませんので、エクセル式での検証も
2050年までしか行なっていません。式そのものは 2099年まで使えます。
[A1 セル] 2000
[大寒] =DATE(A1, 1, INT(21.1046+0.242765*((A1-1)-1900)-INT(((A1-1)-1900)/4)))
[立秋] =DATE(A1, 8, INT(8.4102+0.241703*(A1-1900)-INT((A1-1900)/4)))
[ Homeへ戻る ]
|
||
角田 桂一 Mail:addinbox@h4.dion.ne.jp CopyRight(C) 2001 Allrights Reserved. |