ここに載せたのは、私がエクセルファンクラブ/モーグで回答した内容です。
http://www.keep-on.com/excelyou/2000lng4/200007/00070220.txt
http://www.keep-on.com/excelyou/2001lng4/200105/01050098.txt
http://www2.moug.net/app/bbs/message.php?cat=exvba&id=20041106-000023
Excel2007/Excel2010 でのショートカット呼び出しの方法は後半で… (2008/9/24 追記)
Excel および VBA のヘルプを呼び出す時、ドッキングされているが為にウィンドウが伸びたり
縮んだりして鬱陶しいと感じませんか?または、ヘルプを見たいだけなのに、その度にExcel を
起動しVBEを起動するのは煩わしいと感じませんか?
Excel2000以降の、Excel および VBA のヘルプは[chm]ファイルで作られています。この[chm]
ファイルのショートカットをスタートボタン横の クイック起動バーに置いておけば、何時でも好きな
時に直ぐにヘルプを表示させる事ができます(クイック起動バーなので、ウィンドウが全画面になっ
てい ても、隠される事も無く、直ぐに呼び出せるので非常に便利です)。
※ 以下に示すのは[ Windows98SE & Excel2000 ] の場合のパスです。OSによってパスは異な
ります。Excel2002/2003では「9」のところが「10」「11」になります。
Excel と VBA のヘルプファイルは2箇所に分かれています。
・ エクセル一般操作 および エクセルオブジェクト
[ C:\Program Files\Microsoft Office\Office\1041 ]
Xlmain9.chm : Excel ヘルプ(ワークシート 一般操作)
Vbaxl9.chm : Excel Visual Basic リファレンス(オブジェクト関連)
Vbaoff9.chm : Office Visual Basic リファレンス(CommandBar関連)
・ VBA および UserForm
[ C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\VBA\VBA6\1041 ]
Vbui6.chm : Visual Basic ヘルプ(ランゲージリファレンス含む)
Fm20.chm : Forms Visual Basic リファレンス
これらのファイルから個々にショーカットアイコンを作ったのでは、クイック起動バーのアイコンが
多くなり過ぎます。そこで、[Vbui6.chm]にある『お気に入り』を使います。その中に他のヘルプや
良く使うトピックページを登録しておいて、[Vbui6.chm]のショートカットのみをクイック起動バーに
置いてください。
【お気に入り】への登録方法
(1) Vbui6.chm を開く
(2) Vbaxl9.chm や Xlmain9.chm を開いて登録したいトピックページを開く
(3) 右クリック→プロパティで、そのトピックのURLをコピーする
(4) Vbui6.chmのウィンドウで「移動/URL/このURLへ移動する」にコピーしたURLを貼り付け
てジャンプする
(5) Vbui6.chmのウィンドウ内でトピックが表示されたら【追加ボタン】でそのページを「お気に入り」
へ登録する
(6) 名前がURLのままになっているので、トピック一覧の項目をクリックして名称変更する
【登録しておくと良いもの】
大体、以下のページを登録しておけば、Vbui6.chmを開くだけで、ほぼ事足ります。
Vbaxl9.chm から
・オブジェクト階層ページ
・Visual Basic で使用できるワークシート関数一覧
・Excel2000開発者向け新機能
・Excel 97 での Visual Basic の新機能
([Excel2000開発者向け新機能]の[関連項目]リンクより)
Vbaoff9.chm から
・オブジェクト階層ページ(コマンドバー)
・Microsoft Office 2000 の開発者向け新機能
(目次から新規メソッド等を開いて[関連項目]リンクより)
Xlmain9.chm から
・ワークシート関数の各リファレンスページ
日付/時刻関数, 検索/行列関数, 統計関数, 文字列操作, 数学/三角関数
[ この場所へのリンク ]
【 Excel 2007 / Excel 2010 の場合 】
Excel2007/Excel2010 ではヘルプシステムが異なりますので上記の方法では呼び出せません。
1. Excel2007/Excel2010 がインストールされているフォルダ(下図参照)から 「 CLVIEW.exe 」の
ショートカットを作成します。
2. 作成したショートカットのプロパティを開き、[ リンク先 ] の内容の末尾に
「空白を1つ置いて」から "Excel" "Microsoft Office Excel" を書き加えます。
(クォーテーションも含みます)
(補) 第1opの "Excel" はオフィスアプリケーションの「プログラム名」です。
Word: "WINWORD" , Access: "MSACCESS" , Outlook: "OUTLOOK"
第2opの "Microsoft Office Excel" は「ウィンドウタイトル」です(Microsoft ,
Office の文字は無視されて、下図のように [ Excel ヘルプ ] と表示されます)。
3. 作成したショートカットをクリックするとヘルプウィンドウが開きますが、最初は
「空白ページ」が表示されます。
a) ツールバーの「ホーム」ボタンで初期ページを表示されます。
b) 「目次」ボタンで左サイドに目次が表示されます。
c) VBEヘルプは検索プルダウンから「オフライン開発者用ヘルプ」を選択します。
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角田 桂一 Mail:addinbox@h4.dion.ne.jp CopyRight(C) 2004 Allrights Reserved. |